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【タイ人おすすめ】HONG THAIのヤードム3種類を比べてみました。

タイの人たちがいつも手に握っているおすすめのヤードムがあるんです。それがHONG THAI(ホンタイ)のヤードム。ハーブやスパイスがそのまま入っていてスティックタイプのヤードムより匂いが強い。今回はHONG THAIのヤードム3種類の中身を調べて匂いを比較してみました。

ヤードムとは

ヤードムとはメントール系の香りを染み込ませたスティック状の嗅ぎ薬のこと。ヤー(ยา)は「薬」、ドム(ดม)は「嗅ぐ」という意味のタイ語です。

効果としては、眠気覚まし、気分が悪いとき、鼻づまり解消、頭痛対策など様々。私は胃が気持ち悪い時や鼻づまりの時によく使います。スーッとして結構気持ちいいんですよね。

ヤードムは、リップスティックのような見た目のものが一般的で、タイではそのスティックを鼻の穴に挿したままの人がいて最初はびっくりしました。

3種類のにおいの比較

ホンタイのヤードム。形は違いますがこれもヤードムです。通常のスティックタイプのものが香りがする液体が入っているのに対し、こちらはハーブやスパイスがそのまま入っています。(白色を除く)

タイ人の友人におすすめされて買ってみました。町ゆくタイ人が結構手に持っているのを目にします。

薬局やコンビニ、ドラッグストアなどには大体販売されています。緑が人気なので緑しか置いてないところもあります。上記はセブンイレブンのストック。お値段は39バーツ、種類も充実していました。

まずは3種類それぞれのにおいを嗅いでみました。

  • 黄色→スパイス感が強く複雑な香り

  • 緑色→ハーブやメントール系のバランスの取れた香り

  • 白色→ミント感が強くライトですっきりした香り

中身を知らずに匂いを嗅いでも、はっきりと匂いの違いを感じることができました。私は緑のヤードムのにおいが一番しっくりきました。

黄色のヤードムの中身

黄色のヤードムの中身を取り出して見てみました。中にはナツメグやクローブなどのスパイスがそのまま入っていました。

  主 成 分

  • ナツメグ 10g
  • クローブ 8g
  • スパニッシュチェリー 12g
  • セロンテツボク 10g
  • ミント 20g
  • ボルネオ―ル 10g
  • カンフル 20g
  • ユーカリオイル 10g etc.

私はちょっとこの香りは苦手?というかピンとこないかな?いろいろ混ざっているので結構複雑な香りがします。

ボルネオールとは:フタバガキ科の植物の木部から精製、もしくはクスノキから龍脳の主成分を合成したもの。鎮痛効果や疲労回復、癒し効果などがある。

カンフルとは:クスノキの幹や葉を水蒸気蒸留で抽出し結晶化させたもの。天然の防虫剤として昔から使われており、癒し効果のあるさわやかな香りが特徴。

緑色のヤードムの中身

続いては緑色のヤードム。中には木片や葉っぱがたくさん入っていました。

  主 成 分

  • ミント 20g
  • カンフル 20g
  • ボルネオール 15g
  • ユーカリオイル 5g etc.

この緑のカラーのヤードムが一番人気のようで、販売されているのも緑が一番多いです。鼻にすっきりと抜けて、私はこの緑色のにおいが一番好きです。人工的ではなく自然の香りがする気がします。

白色のヤードムの中身

最後は白色のヤードムです。こちらの中身には綿にオイルを含ませたものが入っているだけでした。

  主 成 分

  • ミント 30g
  • ボルネオール 20g
  • カンフル 10g
  • ユーカリオイル 5g etc.

白色は緑よりもっと軽めな感じで、私的にはちょっと物足りない感じ。そんなにきついのは好きでない人にはいいかもしれません。

まとめ

見た目的にまあまあ抵抗があったこちらのヤードム笑、タイ人の友達がおススメしてくれて試してからハマりました。30~40バーツと高くないので、一度試してみるのもいいかも。薬局やドラッグストアに大体おいてあります。欲を言えばもう少し持ち運びしやすい形状がいいかな。

1年以上前に買ったものでも、まだまだ香りが続いています。日本へのお土産にもいいかもしれません。

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