毎年2月に入ると、タイ界隈のSNSでたびたび話題になる高級フルーツ「マヨンチット」。旬が短いだけあって、その味を楽しもうとマヨンチットを扱ったカフェや屋台が注目を浴びているみたい。今回はシラチャのマヨンチット事情を含めつつ、その味や値段感などを紹介していきます。
マヨンチットとは
マヨンチット มะยงชิดはウルシ科の植物でマンゴーの仲間。英語ではPlum MangoやMarian plumと言います。
旬はとても短く、毎年2月~3月にかけて。それ以外の時期では、ほぼ見かけません。
2024年はシラチャ朝市場で1月末に初めて見かけました。2月にはマヨンチットスイーツがSNSで流行りはじめ、3月はちょっと落ち着いた感じかな?
肝心の味は、マンゴー+桃+ちょっと柿 っぽい味。甘酸っぱくてとても食べやすい味です。マヨンチットはもともとマプラーンという果物に、酸味を加えて品種完了したものを言われています。そしてマプラーンも普通に市場で売られていて、味は酸味が全くないマヨンチットという感じ。
写真は屋台の人に左が「マヨンチット」、右が「マプラーン」と言われたもの。素人目には全く違いがわかりません。お店の人に聞くか書いてあるタイ文字を読み取る、もしくは味見をさせてもらうですかね。
マヨンチットは มะยงชิด マプラーンは มะปราง です。
味見をさせてほしい場合は
コー チム ノーイ ダイマイ クラップ/カ? ขอ ชิม หน่อย ได้ ไหม ครับ / คะ?
シンプルに「チム ダイマイカ?」でもいいと思います。味見させてくれるかくれないかは店によります。
お店の人が「マヨンチット」だと言って売っていても、食べてみたら「マプラーン」だったというケースもたびたびあるみたいなので注意。
シラチャのマヨンチット事情
果物そのまま買えるとこ
私が去年、今年とマヨンチットを買ったのは、アタラモールの近くにあるフルーツを車の荷台で売っている通り。
地図上のあたりで、時期にもよるけど1台のみの時や数台で売っている時もある。
今年ここで買ったマヨンチットは粒も大きくアタリでした。でも去年この辺で買ったものは多分マプラーンだったんだと思う。
シラチャ朝市場にも大体おいてあります。屋根がある方のメイン入り口入ってすぐの果物屋さんです。見ているとお店のお姉さんが「マヨンチット」と教えてくれました。
3月に入るとMaxValueやTopsでも見かけることが多くなります。
値段感は、私が屋台で買ったものは1kg 150THBくらいでした。もちろん時期や年にも左右されます。スーパーで売っていたのは5個くらい入って70THBとかだったので、屋台で買った方が断然安いです。
マヨンチットスイーツが食べられるカフェ
バンコクにはマヨンチットを使ったスイーツを出すお店がたくさんあるけど、シラチャは結構少ない。偶然入ったカフェカンタリーシラチャあったマヨンチットチーズケーキを食べてみました。私が食べた時は果実の酸味少なめでした。お値段は忘れたけどお安めでした。
ロビンソン近くのカフェBael Boyにも置いてあったので持ち帰りしてみました。クッキーがザクザクで濃厚チーズケーキは甘酸っぱいマヨンチットソースと相性抜群。285バーツ。置いてあるときとない時があります。
その他シラチャ周辺でマヨンチットスイーツを扱っていたのは
① J-parkに入っているLa patisserie lab ここのはクオリティが高そう。
② Blue House Cafeのマヨンチットロールケーキも結構話題ですね。
③バンセンになっちゃうんだけどDessert Timeのマヨンチットもすごくおいしいそうです。
マヨンチットスイーツを自作してみた
なかなかマヨンチットスイーツを食べられる機会がなかったので、自分で作ってみました。グラスチーズケーキです。
クリームチーズ、生クリーム、ゼラチン、ヨーグルトなどなど混ぜてグラスに入れて冷やすだけ。アクセントにビスケットをはさんで。夫にも好評の味でした。
マヨンチットは中心に大きな種があるので、皮を剥いて種まわりを削いで食べました。カービングナイフを器用に使うと綺麗に種だけとれるらしい。。
マヨンチットに酸味があるので、チーズケーキにとてもよく合います。
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